再審査リクエストが通過しない理由

フォーラムで活動していて、明らかに不自然なリンクについて対策しているのに、解除されない場合があります。

このトピックでは、手動対策の「不自然なリンク」についてのみ記述します。

解除の条件として次の3点をクリアする必要があります。

1.不自然なリンクが検出されているか
2.不自然なリンクに対して適切な対処を実施しているか
3.違反を繰り返していないか

とくにフォーラムでは3が欠如している方が多いように感じました。
順番に説明します。

■1検出の問題
ahrefsなどサードバーティツールの使用は必須です。
また、アフィリエイト広告の実装で自サイトにリンクするタイプのものもアウトです。
もちろん、nofollowの実装や中間リンクをrobots.txtでブロックしているなどアフィリエイトプログラムに抵触しない実装ならOKです。

3章を熟読願います。
https://www.harukas.org/blog/4354/#con3-3

あと注意する点は問題無いリンクを検出する事です。
これは、ガイドラインを読んでいないと判断されます。
手動対策をガイドライン準拠ではなく「事務作業」と捉えていると判断されます。

再審査リクエストは、現在のサイトを回復させるものだと考えられている方が多いですが、全然違います。
Googleが求めているのは「違反しないサイトを作るWebマスター」なのです。
この考えは、昨年度あたりから浸透してきたと思います。
なので、全てのリンクを否認したら、もちろん不自然なリンクはゼロですから
回復されて当然です。
しかし「絶対に」その方法では解除できません。
ということで、よく上述の認識を持つことが大事です。

■2.対処の問題
不自然なリンクの検出がおわりました、次は対処です。
対処は、まず不自然なリンクに対してnofollowをつけてもらうようにWebマスターに依頼する事です。
また、リンクを削除してもらう事も検討します。
それが駄目な場合は、そのページやサイト(ドメイン)を否認します。
ネガティブSEOのリンク対策は不要と主張されている方が居ますが、手動の対策を受けているのに対策不要のリンクなどありません。全部対策します。
「連絡したが、対処して貰えない」は簡単書く内容ではないです。
本当に連絡してレスポンスを貰うには数週間経つはずです。
それなのにリクエストを貰ったら即日提示する方がいます。
そんなのはあり得ないので、それだけで再審査リクエストが理解されていないと審査官は思うでしょうね。
実際に活動をこなった証としてメアドやメール内容などを添付すると信憑性が増すと思います。

■3違反の繰り返し
これは、ドメイン毎に私はカウントしていると思いましたがそれは昔の話しですね。
1の通りでアカウント毎に判断していると考えられます。
なおGアカウントは、メアドがあれば取れるようなものではなくAdSenseにマッピングされている運用者情報を、取得しているものと思われます。
なので、口座や住所を変えない限り別人にはなれません。
AdSenseを設置していない場合は、Gアカウントの名前や住所や連絡先電話番号などで名寄せしていると思います。
つまり、違反を繰り返す「人」を検出していますので、過去を含め違反を繰り返している人は解除されない可能性が高いです。
新しいドメインと、別住所の別名と別電話番号のアカウントを作成する必要があります。

再審査リクエストは、レポートの提示というより、
「二度とガイドライン違反しないための報告書」
という認識が必要です。

なので、問題があるのでその解決をしただけでは、全くをもって不十分なレポートとなります。
一般的にアフィリエイトなどをされている方は、文章力が非常に高いものと思います。
その技術を使って「ガイドライン違反をしない証明」をします。
ですので、問題の検出、対処などが正確なのは当たり前として、全ての施策には「根拠」が必要です。
それには、ガイドラインを熟読した証明が必要になる事はいうまでもありません。

そして熟読して見えてくる物は、やってしまった事(不自然なリンク)の何が、ガイドラインに比べ、どう抵触しているのか?なぜそれをやったのか?を細かく書く必要があります。

外のドメインからdofollowでリンクを張ることにより、ページの価値が上昇すると思ってやったのですよね。
その内容を嘘偽りなく書くのが良いかと思います。
・自分で張った物
・業者に依頼した物
・Directoryサイトで実施した物
・勝手にやられたもの(ライバルなどのアンチSEO含む)
これらは、全て内容が違います。

ガイドラインを熟読しているので、自然リンクを間違って対策する事はありません。
逆に自然リンクを間違って対策したならば、ガイドラインを熟読していないので、また同じ不正をすると見られる可能性があります。

なので、熟読しどういった間違いを実施してしまったのかを「証明」する必要があるのです。
そこまで書けたら、今度はそれを履行するためのルール案を策定します。

たとえば、第三者に定期的に有料でリンクチェックをしてもらうとか
(例ですよw)
これも有料でそういうサービスの明細書を提示すれば、本当にやる気なんだと思うでしょうし、自分でも変な被リンクが付いていないかをチェックする等を報告書に記載する必要があります。

全て口だけではなく証明書が必要だという事も忘れてはなりません。

ということで、解除するのは非常に大変ですがそのAdSenseIDをそのまま使うのであれば、クリーンな状態まで復元して本当に二度とブラックを使わない様にした方がよいです。

もちろん、ブラックアカウントを別で作って行うというのも有りだと思います。

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