お風呂TVにChromecastを導入してストリーミングを配信する

こんばんは。
鈴木はるかです。

今回は、 Google Products Advent Calendar 2019 に寄稿してみました。
アドベントカレンダーは、12月1日からクリスマスまで、24個の窓を一つずつ開けていく行事です。
私は12月8日の窓です。
まだまだ窓に空きががありますので、Googleのプロダクトに関する記事を、是非書いてみてください。

余談ですが、私はお菓子大好き人間なので、この風習を見るとシュトレンの方を想像してしまいます。
シュトレンは、砂糖とバターを沢山使い、防腐性高めたお菓子です。
12月はじめにプレゼントし、クリスマスまでに一枚一枚切って食べるというお菓子です。

さて本文に入る前に、お断りです。
私はChromecastコミュニティフォーラム(米国のみ)のエキスパートではありません。
利用者として、いろいろな使い方を模索している感じです。
よろしくおねがいしますね(o’∀’)b

Chromecastの概要

Chromecastは、TVやモニターなどHDMIの入力端子を持った画面に、パソコンやスマートホンのメディアを共有できる装置です。

使用例(テレビにChromecastを取り付けた場合)は次の通りです。

・パソコンのデスクトップ画面をテレビに表示
・サーバーにある動画ファイルをテレビで再生
・音楽ファイルをテレビで再生
・スマートフォンで撮影した画像をテレビに表示

Chromecastの利用例
Chromecastの利用例

さらに、他のスマートデバイスとの連動も可能です。
例えば「Ok Google Youtubeの人気動画をテレビで表示」という風に Google Home に指示を出すことができます。

このように、テレビに対してさまざまなデバイスで、あらゆるメディアを再生させたり、聞くことができます。

お風呂TVでやりたいこと

寒くなると心身ともにリラックスしたくなり、低温で長くお風呂に入りたくなります。
しかしお風呂では、リラックスする以外、することがありませんよね。

長風呂は心臓に負担をかける人もいますので、治療中の方は医師と相談してください

そこで私は浴室テレビを導入しています。

浴室TVの導入
浴室TVの導入

テレビだけで充分なのですけど、最近欲望がどんどん深くなってきます。

例えば
BS/CSが写らないとか
動画ファイルが見れないとか
です。

そう、動画ファイルです。
お風呂でアニメ動画が見れないのです(゚´Д`゚)

このモヤモヤを、なんとか解決しようと考えました。

そして行き着いたのが、お風呂TVにChromecastを接続するという方法です。
Chromecastが繋がれば、PCからアニメ動画を浴室にキャストする事ができます。
サーバーにあるアニメ動画ファイルを、お風呂で見る事ができるのです。

お風呂TVにChromecastを接続するときの課題

Chromecastを接続する方法は、以前より検討していました。
しかし、課題が目について踏み込めなかったのです。

その矢先、twitterにGoogleストアからのプロモーションがありました。
なんとChromecastを3500円で発売するとのこと、これは至急調査しなければと思ったのです。

では、課題と解決内容を見てみましょう。
重要な課題は3つありました。

お風呂の天井の蓋を開けれない

お風呂は、一般的なユニットバスです。
なので、保守用の天井口がついています。

天井口
天井口

これ、普通に開けられると思いますか?
実は、開ける事はできても、閉めることができない構造なのです。

どういうことでしょう?
お風呂の天井口は、湯気が外部に漏れ出さないように、ゴムパッキンみたいなのでしっかり閉じられているのです。

それなのに、上に持ち上げて開けてしまうと、下方向に力を加えるのは無理なので閉める手段がなくなる訳です。

この問題を解決するのには、リフターが必要です。
リフターとはどんなものか?
恐らく見たことがあると思います。(写真を掲載しますね)

結構高いのかとおもいきや、500円以下から2000円程度まです。

リフターで天井を開け閉めする
リフターで天井を開け閉めする

リフターがあれば、締めるときしっかりと下に引く事ができ、ちゃんと閉めることができます。

リフターが到着したので安心して蓋を開け、チューナーの取り付け状態を確認しました。
なんと、この蓋のすぐ先にチューナーがあったのです。

また、同時に心配していたACコンセントもありました。
全てが確認できたので、浴室Chromecast計画が実行に移されたのでした。

HDMIからコンボジットに変換できるのか

冒頭で説明したとおり、ChromecastのインターフェイスはHDMIです。
しかし、通常の浴室TVにはHDMI端子が付いていません。

その理由は、HDMIは配線を長く取ると(信号遅延が発生すると)、ハンドシェイクが旨く動作しなくなり、画像が乱れたり表示できなかったりするからです。
メーカーは、お風呂のTVとリビングにあるビデオなどを接続することを想定していたのでしょうね。

よって浴室TVの外部出力端子は、ほとんどのメーカーはRCA(コンポジット)になります。
アナログ信号なので、画像は相当悪いですが、長距離の設置が可能です。
とはいっても、今回は遠距離の配線はなく、チューナーにダイレクトにChromecastを取り付けても良い感じです。

問題はHDMIとRCAでは、規格が全然違う事です。
D/A変換(デジタルからアナログへ変換)が必要になるのです。

まあ変換するしかないので、変換器をAmazonで探しました。

じゃじゃ~ん

HDMI→RCA変換器
HDMI→RCA変換器

Amazonで1500円しない中国製です(笑)
こんなので動くのか心配でしたが、予想を上回るパフォーマンスが発揮されるのでした。(後述)

変換器は、USB駆動です。
ChromecastもUSB駆動です。
そのため、2口のUSBアダプタも購入しました。
(Chromecastにはアダプタが添付されているのですが1口しか付いていません)

WiFiは届くのか

ユニットバスは、鉄のシールドと同様なので、その上部にChromecastを設置するとあまり電波が飛ばなくなるかも?と心配しました。

セットアップの時に電界強度のゲージが出るのですが、半分を超えていましたので問題はなかったです。

WiFiは簡単に繋がり、回線速度もある程度確保できると思いました。
一応5GHzで接続しました。

余談ですが、チューナーが天井付近になかったら、ほんとうに致命的でした。
設置時の工事の方が気を利かしてくれたのでしょうね。
また、近くにACがあったのも、ラッキーでした。

すべての課題をクリアし、あとは環境設定のみです。

接続設定および配信テスト

Chromecastの設定は、スマホのGoogle Homeアプリから簡単に設定できます。
iPhoneでもAndroidでも、Google Homeアプリが使用できます。
ただし、Bluetoothを使用可能な状態にしてください。

WiFiをつなげる設定をしますので、当然ですがWiFiは使えません。
Bluetoothでセッションを確立した後、WiFiのSSIDやキーの入力を行い、接続します。
WiFiの接続ができたら、設定は完了です。
(自分で最新版のファームを自動ダウンロードして勝手に再起動します。アッタマイイネ)

Chromecastが再起動できたら、パソコン側でChromeを起動して配信の確認を行います。
Chromeの…の部分をクリックすると、メニューに「キャスト」が表示されています。

Chromeの操作
Chromeの操作

キャストをクリックし、キャストするデバイスを選択すると「デスクトップ」や「ファイル」などが指定できます。
別PCやサーバーにあるファイルを再生する場合は、配信先(ここでは浴室)などを指定して、Chromeのアドレスバーに、ネットワークドライブに接続したファイルをドラッグすると簡単にキャストできます。

以上でキャストの確認は終わりましたが、新たな問題が発生するのでした。
なんとChromeで読み込める(サポートしている)ファイル形式でないと、キャストできないのですよね。
(よくよく考えると当然です)

なのでmkvファイルや、10ビットエンコードファイル、H.265などは、殆ど再生できません。

配信環境のおすすめソフト

そもそもWindows10には、標準でデバイスキャスト機能があります。
ファイルを右クリックしたらDLNAやMiracastに対応している機器に、キャストできるのです。

ChromecastはDLNA機器ではありませんし、Windowsが対応しているMiracastは、競合製品です。
なので繋がらないのですね(×_×)

そこで私は、Chromecastに接続できる、いろいろな動画再生アプリを検証しました。
なかでも、ずば抜けて良かったのが VLC media player です。
操作は直感で分かりますし、再生に関して殆ど問題は発生しません。

VLC media playerの操作手順
VLC media playerの操作手順

再生→レンダラー→浴室
おしまいです。
あとは、ファイルをドラッグしたり、プレイリストを再生したりできます。

実はこのプレイヤー、さらに良いことがあります。
なんと、スマホ連動ができるのです。

例えば、防水型のSIMの無いスマホを手に入れ、リモコンにするという手があります。
それができたら、お風呂でスマホを操作しながら一時停止や再生、プレイリストの選択ができるのです。
超便利ですね~

テスト画像
テスト画像

コンポジット変換なので、解像度が心配でしたが全く問題ないレベルです。
普通にはっきり見えます。

まとめ

浴室TVの設置は、難しいと思うかもですが大家さんが寛大だと、許してくれる場合があります。
(退去時に撤去せず残していくなど)
検討する場合は、相談してみてはどうでしょうか?

お風呂にTVに興味がある方は、是非購入を検討してみてください。
(私はkakaku.comで本体と工事付きの業者を選択しただけで終わりでした)

浴室TVを新規で設置する時は、是非Chromecastも最初から設置しましょう(笑)

・浴室TVを設置する時はChromecastの工事も一緒に行う
・Chromecastと相性の良いプレイヤーはVLC media player
・中国製HDMI変換もなかなか綺麗

ということで鈴木はるかが、2019年12月8日分 をアップさせていただきました。

みなさま、今年も良いクリスマスをお過ごしください。
では、またね~(*’∀’*)

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